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  • 執筆者の写真松崎 洋治

クローン病  社会的治癒が認められた              全国でもおそらく初めてのケース

更新日:2023年2月9日

依頼者:30歳代女性


結果: 障害基礎年金2級不該当 → 事後重症 障害基礎年金2級決定             → 審査請求 社会的治癒認定 初診日 障害厚生年金へ 遡及差額等受給


受給額: 障害基礎年金2級 約¥780,000/年

     障害厚生年金2級 約¥560,000/年 

     基礎年金→厚生年金 差額遡及など 約¥1,300,000


経緯:  当初、大手の社労士事務所へ御依頼。クローン病での人工肛門によって3級。

     初診日が20歳前とみなされ2級未達で不支給。

     その後、症状が悪化し尿路造設、ダブルストマとなったため事後重症請求。

     この時点で弊所へ御依頼いただく。事後重症 障害基礎年金2級を確保。

     さらに社会人として働いている時期が5年ほどあったため、社会的治癒の主張を

     検討。当時はクローン病=寛解しない、社会的治癒に該当しないと断じられて

     いたが、ご本人様や御主人様、当時の主治医先生の協力により審査請求にて

     社会的治癒が認められる。

     初診日が厚生年金と認められ、基礎年金と厚生年金(配偶者加給年金含む)

     差額が遡及して支払われた。


ポイント: ご本人様、ご主人様の強い信念と、私への強い信頼を感じられました。

      何とか社会的治癒を認められるように考え、当時の主治医先生がクローン病の         

      有名な先生であったこともあり、想いを御相談いたしました。

      先生もクローン病が寛解しないという見解には反対であったため、文書に

      まとめて頂き社会保険審査官に提出しました。この結果、無事に社会的治癒が

      認められ、これ以降はクローン病での社会的治癒も認められるようになった。

      革新的な影響を及ぼしたので個人的にも思い入れが大変深い案件です。

      (管轄: 西宮年金事務所)



     

障害年金 社労士 神戸
クローン病 社会的治癒 人工肛門

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