依頼者:20歳代女性
結果:障害基礎年金2級
受給額:¥781,700/年
経緯:高校時代の健康診断で蛋白が多い所見あり。
2年連続有所見であったため、内科へ受診。
正確な症状がわからなかったため、大きな病院へ紹介状を持って受診。
しかし、症状がわからなかった。
その後も何件か受診したがわからないので、しばらく受診から遠のく。
大学生になると、徐々に内臓に違和感や貧血を自覚するようになるが
受診はしていない。
しかし、急に症状が悪化し、今度は最初から大学病院へ受診。
検査の結果、巣状分節性糸球体硬化症と診断される。
就職活動の時期と重なり、受診から遠のく。
就職後も特に問題なく就業できていた。
その後しばらくして、足のむくみが気になったので受診。尿検査の数値が
異常と診断され、大きな病院へ移る。
急に電話がかかってきて、緊急入院の必要を告げられる。
慢性腎不全で人工透析が必要と診断され、そのまま緊急入院となり
人工透析療法開始となった。
ポイント:若いときから数値に異常が出ていたが、自覚症状があまりなく、
他の活動を優先して発見が遅れたことが大きな要因。
しかし、就職活動の時期に自覚症状がないにもかかわらず
療養に集中することも難しい。
将来的には親から腎移植を検討されているが、
ぜひ実施して、経過も順調でありますように。
(管轄: 加古川年金事務所)
Comments